永遠の命を表す常緑樹を束ねて
クリスマススワッグつくり講習会


ゆいツアーデスク界隈にもイルミネーションが灯り、心躍るシーズンとなりました。新年を迎えるご準備は進んでいらっしゃいますか?
去年も大好評だったフラワーコーディネーターの辰巳裕子さんによる素敵なクリスマススワッグつくり講習会。兵庫県芦屋市の邸宅レストラン「メゾン ド タカ」をはじめ、レストランやゴルフ場、ウェディング会場などの花装飾を手掛られておられる辰巳さんのレッスンは今回も大人気であっという間に定員に達し、ゆいツアーデスク初の3部構成で開催することになりました。

輪がリース、束ねるのがスワッグ

クリスマスの準備、といえばクリスマスツリーやクリスマスケーキが思い浮かびますが、最近ではクリスマスリースを飾る家庭も増えてきているのだそう。「永遠」を意味する輪に「収穫」のシンボルとなるリンゴやツルを巻きつける華やかなリースは、ロンドンやアメリカでよく飾られます。パリではリースはお葬式の際に使われ、クリスマスには常緑樹を束ねたスワッグの他、花や葉を結んで紐状に吊るすガーランドを飾るのが主流だそうです。

「永遠の命」を意味する常緑樹を使用

スワッグ作りには常緑樹を使います。一年中、緑の葉を落とさない常緑樹はエバーグリーン=永遠の命や豊かさを表し、クリスマスの装飾に欠かせない存在です。

今回、用意していただいたものは5種類の常緑樹。左から 小さい葉が多くつきボリュームのあるさつま杉、葉っぱが白銀色から徐々に緑色へ徐々に移り変わるブルーアイス、日本のものに比べて少し丸みのある西洋モミ、コロコロした実が愛らしいレースのような葉が特徴のヒバ、赤く熟した実が美しい野いばら(別名:ローズヒップ)の5種類を束ねていきます。

グリーンと相談しながら

モミやブルーアイスが表面にくるように束ねると、スモーキーで落ち着いたスワッグに。また、さつま杉やビバを表面に配置すると、発色のいいスワッグになり印象もかなり変わります。さらに枝の長さを活かして細長くスリムなシルエットにしたり、常緑樹を横に広がるようにレイアウトすることでボリュームを出したり。形状やデザイン、葉のあしらい方で、一つとして同じものにはならないおもしろさが生まれ、受講者のみなさんもますます夢中になっていきます。

「枝のゆがみや葉の状態はすべて自然のものなので、目の前にあるご自分のグリーンと相談しながら作ってくださいね」と辰巳さん。この言葉でみなさんのイメージが一層ふくらみ、枝の流れや葉の重なりなどを整えることでスワッグがぐっと立体的になっていきました。

仕上げは、ぱっと華やかに

最終段階では赤い野いばらの実をアクセントとなるように加え、根元をリボンで結びます。ワイヤーでクリスマスのオーナメントをつけたり、他のクリスマスモチーフを飾ったり。最後に好きな色のリボンをかけると、実に個性的で華やかなスワッグが完成しました。クリスマスシーズン終了後は、リボンを水引に変えるだけで迎春のお飾りに変貌する、というアレンジの仕方も教わりました。

1年中楽しめるスワッグ

香りはきつくなく、マイナスイオンが放出されているかのような清々しさ。常緑樹は葉っぱ自体にも殺菌作用や抗菌作用がある他、飾ることで魔よけとなり、福を呼びこむという言い伝えもあります。年末年始を過ぎてからも風通しのよい場所にスワッグを飾ってドライになるのを楽しんだり、翌年のクリスマスを迎える頃に新しいスワッグを作る方も多いそうです。

ゆいツアーデスクはこれからも、暮らしをより豊かに彩る講習会を企画していきます。新しい年にもぜひ、ご参加くださいませ。

辰巳 裕子

1998年、花の装飾を学ぶため渡英。「JANE PACKER FLOWER SHCOOL」でウェディング修了書を取得し、帰国後にフラワーメゾン「BEAUX COEURS」を設立。2004年に渡仏し、フラワーブティック「VARDA」で研修を受け、ベルサイユ宮殿やホテルリッツの全館装飾、ブライダル会場装花などを経験。日本では芦屋を拠点にブライダル装花を中心に活動しながら、海外アーティストの招待イベントやパリの花研修ツアーなどを企画している。

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私達がつくる“いまだかつてないバス旅”、 それが「真結(ゆい)」であり、風呂敷の結び方である“真結び(まむすび)”から由来したものです。 “本物”の旅を身体と心で感じていただき、そしてその感動をお客様が共有(結びつき)していただける“こだわり”のツアーブランドです。 観光地やお食事、そしてお宿と、“こだわり”だからこその工夫や心づくしを凝らしますが、決して“本物”=“高級”ではなく、質素な中にも“本物”を追求した旅程を、経験豊かなプランナーがご提案いたします。