鳥かごの中から
ふわっと いいかおり

8月に入りひときわ厳しい日差しが照り続いております。みなさま、夏の疲れは出ておりませんでしょうか?こんにちは。ゆいツアーデスク・コンシェルジュの高橋です。

今回は、パステルカラーの小花やかわいい小鳥にグリーンアップルなどが詰まった、香る鳥かごつくりを、旅と暮らしを彩る講習会ではおなじみの山内和子先生に教わりました。その模様をレポートします。

香る鳥かご?

まずアンティーク風な容器に小瓶をセットし、この小瓶の周りにライムグリーン色をしたオアシスに木工ボンドを付けて、置いていきます。オアシスは給水させて生花を挿すのに使われますが、今回は乾いたまま使います。鳥かごをイメージするように、オアシスにブリザードフラワーを盛り付けていくため円を描くように置きます。小瓶の中にはのちのち、アロマオイルを入れて香りを楽しみます。

次に、『自遊自在』というワイヤーを5本並べて、別のワイヤーでとめ、立体的に開いていきます。かわいく仕上げたければ丸くして、スマートに仕上げしたければ伸ばしたりと、好みでワイヤーを曲げていきます。形が整えば、オアシスにさしていきます。

今回はワイヤリングはしません

みなさま、材料を見た瞬間、今日もワイヤリングするの?と不安な様子でしたが山内先生の一言でホッとしたご様子でした。材料は繊細な小花ではありますが、木工ボンドをつけてオアシスに挿していくのでワイヤリングの必要がなくなりました。

ブリザーブド加工されたミントグリーン色のあじさいをかろやかに一周するように盛り付けていきます。グリーンの木も乗せながら。

一周できたら、たまごとグリーンアップルをワイヤーにさして好みの場所に。白い小花にもワイヤーをさして2輪少しずらして並べるようにオアシスに。小瓶の中にはリードスティックがささったお花をいれます。余ったスティックも小瓶の中に。アロマオイルを小瓶に入れ、リードスティックを挿すことでアロマがスティックをつたい、自然と香りが空間に広がります。

あとは残っている花材を挿していくだけです。あじさいは、かごよりも高くならないように盛り付けていきます。最後に小鳥と、りぼんを盛り付けて完成です。涼しさを感じられる淡いグリーン色をあしらった、香る鳥りかごでした。

ゆいツアーデスクでは旅と暮らしを彩る様々な講習会を毎月開催中。まだ空席のある講習会もございます。詳しくはツアーデスクまでお問い合わせください。
前回の「秋をギュッと詰め込んだ木の実のリースつくり」レポートはこちら

山内 和子

ITFA国際トータルフローリスト協会所属 神戸校代表。厚生労働省職業訓練校認定講師。フラワーカットアドバイザー。フレッシュからプリザーブドフラワーまで、幅広い技術を習得。デパート、ホテル、イベント会場などの装飾を広く手掛ける。インスタグラム:kazuko_itfa

真結の旅

私達がつくる“いまだかつてないバス旅”、 それが「真結(ゆい)」であり、風呂敷の結び方である“真結び(まむすび)”から由来したものです。 “本物”の旅を身体と心で感じていただき、そしてその感動をお客様が共有(結びつき)していただける“こだわり”のツアーブランドです。 観光地やお食事、そしてお宿と、“こだわり”だからこその工夫や心づくしを凝らしますが、決して“本物”=“高級”ではなく、質素な中にも“本物”を追求した旅程を、経験豊かなプランナーがご提案いたします。